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レンズ修理記事と中古市場

ちょっと失礼。
私はカメラが好きなので、結構古いレンズに手を出したりしています。
古いため途中の管理がおろそかになっていた物も多く、カビが生えたり曇ったりしたレンズも多くあります。
それらを、ほかのサイトの方が修理したときの記事を元にカビ取りやクリーニングをしたりします。
しかしね、問題はその後。
修理といってもしょせんは素人の趣味の延長線。
レンズの光軸のずれや前後の位置のずれ、又ピント範囲のずれなどは素人ではチェックのしようがありません。
カメラにつけて撮影しても、それは写る、使えると言うだけで厳密なチェックではないのです。
本当に正しく修理されているかを確認するにはそれなりの装置が必要ですが、一般の方でそれらを持っている方はおそらくいないでしょう。
簡易的な装置はあくまでも趣味の範囲ならOKというレベルの代物で、厳密なチェックには使えません。
そのため、素人修理したレンズは基本は自分で壊れるか死ぬまで使う、あるいはそれを知っている人が最後まで使うのが礼儀です。

で、ここからが本題。
それら素人修理された物が、一般の中古市場に流れてくること。
メーカーが修理したならまだしも、素人が修理した正しいかどうか分からないレンズが普通の中古として売られている。
売っている店も、カメラにつけての簡単なチェックはしているかもしれないけど、厳密なチェックは出来ないし、何よりそれがメーカーで修理したのか素人修理したのか見分けが付かない。
店としては商売だから、使えればそれなりの評価をして買い取って売るのはやむを得ない。それが仕事でそれで飯を食っているのだから。
問題なのは、そんな状態が分からないものを平気で売りつける前の所有者。
彼らの頭の中が分からない。
趣味で修理した、メーカーの基準を満たしているかどうか分からないものを平気で中古として売る。
また、中のレンズを拭けばコーティングが劣化する、最悪はがれる可能性もある。
その上、バルサム切れを修理したなら、貼り合わせに代わりの物質を使う必要があるけどそれはかなり難易度が高い。
古いバルサムをはがすためにはかなりレンズに負荷がかかる。
貼り合わせに使う材料によっては屈折率が変わる。
また、光軸をしっかりあわせないと、最終的な写りに影響が出る。
それらを含めて、修理した物は最後まで自分で面倒を見るというのが、素人修理の掟みたいな物でした。
しかし、ウェブ上で簡単に修理記事が載るようになり、又それらを修理するための道具が簡単に手にはいるようになった結果、転売目的や簡単に使わなくなったという理由で素人修理したレンズがどんどん中古市場に流れ込むようになりました。
そう言った礼儀無し考え無しに修理されている物に、まともな修理がされているとは思えません。

修理記事が悪いとは言わないけど、せめて修理したレンズは修理した本人が最後まで面倒を見ようという内容も入れるべきかなと。
一番の問題は、そう言った正体不明なレンズを平気で中古市場に流す人たちなんですけどね。

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